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神を愛するように暗チを愛しながらよくわからない妄想をくり広げるブログです。管理人の頭は基本的におかしい。
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祝!アニメ暗チ!(リゾプロ小話注意)

―― のろけ ――

「リゾットがよ」
「あ? なんだよいきなり」
「いーから聞けって。テメーいっつもジェラートとしか喋ってねーんだからたまにはいいだろ」
「あのな、適当に人聞き悪いこと言うなよさっきだってそこでギア「んでリゾットの話なんだがよ」
「人の話聞けよ」
「あ?」
「…………。まあいい。で? リゾットがどうしたって?」
「それがよ。今度の俺の任務、式場の近くだろ? なんとかっつー教会の」
「そうだったっけか?」
「そうなんだよ。んで、どうせなら参列者にまぎれて近辺に潜り込もうと思ってよ、スーツ持ってリゾットに聞いたんだよ。『結婚式に着ていくとしたらどっちがいいと思う?』ってよ」
「おう」
「したらよ、『新郎は普通白じゃあないのか? どっちも違うと思うし俺も白い服は持っていないから仕立てるのを待ってくれ』だと」
「…………ぶはッ! なんで主役側になろーとしてやがんだあのアホは!」
「俺もそう思って『馬鹿か、テメーは関係ねーだろ』っつったらよ、じゃあどこの馬の骨と結婚するつもりだだの俺よりお前にふさわしい奴かどうか見極めてやるから連れて来いだのうるさくってよー」
「っははは、天然もそこまで行くとウゼェな」
「だよな。あいつ可愛いよな」
「お前マジに人の話聞けよ」



*******************************:

あと真顔でノロケんのやめろよ。(byソルベ)



もち太です!
↓ナチュラルに5部アニメのネタバレしてるのでご注意ください。




アニメ見て毎週悲しみと恍惚の狭間で揺れ動いてるんですが、色々なことが公式化されて非常に興奮しております。
ソルベがカネにがめついとか、ソルジェラおそろいのペディキュアとかマジに謎設定が多いんですが本当なんなんですかねこれ(歓喜)

とりあえず、ソルジェラが普通に葬式あげられてたことが不謹慎ながら嬉しかったです。なんというか、反逆者を丁重に埋葬する=まだ仲間扱いしているということでボスの不興を買うことになるので、満足に埋葬もしてもらえてないと思ってたもので。
彼らの絆を見ていると、不興を買ってでも丁寧に埋葬してあげてたのかなとか考えてしまってね。もうね。


あとホルマジオの瞳の美しさも公式化されてね、もう全国約1億2,600万人いるホルマジオファンが拳を天に突き上げることにより発生した上昇気流で日本が3cm浮遊したことはあまりにも有名になりましたね。
私は皆様と同じくマジオの「考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろッ! ここでくたばるわけにはいかねェッ!(イケボ)」で深夜に野太い雄たけびをあげていたので浮遊感に気付かなかったのですが、日本が一つになったみたいで嬉しかったです。

そして、イルーゾォがまさかの黒髪赤目のイケボでね……。赤目って……うそだろ……なんでそんなに私のツボを突いてくるんだあの男……。
なぜかホルマジオは赤茶色、イルーゾォは黒目だと思い込んでいたんですが、緑に赤のクリスマスカラーコンビだったとはね。例えるならウッチャンに対するナンチャ(略

キリが無いので今回はとりあえずこのへんで。
とっとと帰ってサッカーでも見ようぜ!(マイ・ベスト・マジオ発言)

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暗殺裁判 ~ジョジョの奇妙な法廷~

時は20xx年。

イタリアでは深刻な秩序崩壊が起きていた。

ある親は保険金目当てに子を殺した。

ある少女は盗んだバイクで走り出した。

そしてある少年は、夜の校舎窓ガラス壊して回った。

そう。この時、彼らには行儀良く真面目なんて出来やしなかったのだ。

国中に蔓延する不信の渦。

数十年来の友人でさえ敵に見えるほど、人は人の心を信じる術を失っていたのだった……

--------------------------------------------------

また、そんな世相の流れはここ。

イタリア某所の小さなアジト内にも少なからず影響を与えていた。



???「オレの眼鏡がよォ~~~……。いつも置いてるトコから無くなったんだがテメェコラ知らねえとは言わせねえぞこのクソがァァァアアアッ!」


???「誰だぁ?このオレのスーツにボールペンのインク跡を付けてくれやがったマンモーニは……。
名乗り出ねえつもりなら片ッ端から干からびさせて炙り出してやろうか?ええ?」



毎日事件が起こっては、毎日誰かを疑う日々。

仲間の間に広がる疑惑と不信感。

ひとつだったチームは『バラバラになりかけていたッ』!

また、誰もがそれを仕方の無いことだと思い始めていた。

――そう。ただ一人を除いては……





???「ったく、おめーらはホンットしょ~~がねぇなぁあ~~~……。
誰彼かまわず喧嘩売ってんじゃあねえよ。
いいか? ひとつの『結果』に対して必ず存在するのは『原因』だ。

おめーの眼鏡がカラスに持ち去られたってんなら原因は『鳥』だろ?

おめーのスーツが風に煽られてペン立ての上を前後してたってんなら原因は『強風』だな。

で、『原因』にはこれまた必ず『証拠』ってもんが残ってやがる。

ギアッチョ。おめーの部屋の隅にあったこの黒い羽は何だ?

プロシュートよォ。おめーの部屋の窓が事件当時に開きっぱなしだったってのはペッシに確認済みだぜ」



彼は、仲間同士がワケもなく争うのが「ユルせなかったッ」!


そして彼は……無為な争いを避けるため……



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法 廷 弁 護 士 に な っ た の だ ッ !




チーム内で次々に起きる怪事件……

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容疑者はチームメンバー全員ッ!

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限りある時間の中でアジト中を駆け巡り……

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わずかな証拠を掻き集めて『ムジュン』を見つけ……

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発想を『逆転』させて無実の仲間を救い出せッ!

・ゲームタイトル
  暗殺裁判 ~ジョジョの奇妙な法廷~
・ゲームジャンル
  暗殺ADV
・公開日
  2028/04/01(予定)
・製作ツール
  LiveMaker2
  (http://www.livemaker.net/)
・ゲーム背景、異議あり画像(フリー素材)
  くに様
  (http://landprofit.ifdef.jp/)
・特筆事項
  エイプリルフール企画はこのブログ記事だッ!依然変わりなくッ!
  (※訳:これはウソ企画なので、現在このようなゲームは製作しておりません)

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アレッチョの一日。

ドライヤーが爆発した(´;ω;`)




もち太です!
今朝の話なんですが、普通に使ってたらドライヤーが爆発しました。原因は断線らしい。まだ購入して一年ほどしか経ってないはずなんだけどな……。

コードの途中らへんが断線
→熱でコード周りのゴムが焼き切れる
→通電中だったため断線部分からバチッバチッと火花散る
→最後にボゴンッ!とマジ爆発してコードが完全に二分。ドライヤー本体は完全に沈黙。コンセントに繋がったままのコードの先は、よく映画とかで見る、断線したコードからバチッバチッと火花が出る状態を繰り返す。ゴム手袋を使ってコンセントから外すとようやく沈黙。

という流れでした。
幸いにも肌は一切コードに触れなかったので事なきを得ましたが、爆発付近にあった髪は立派に焦げました。左上んとこがコゲコゲコゲコゲ……。やっぱ中国製はダメだな。次はちゃんとメイドインジャッポーネを買ってこようと思います。

皆さんも断線には気をつけてくださいね!髪の毛焦げると案外ヘコむからね!

それはそうと、今日も今日とてアレッシー化です。イルんときも兄貴のときも、アレッシー化妄想の日記に特にたくさん拍手を頂いたので、調子に乗ったわけです。
いつも拍手を下さる方、素敵なコメントで私のやる気スイッチを一秒間に十六連打してくださる方、本当にありがとうございます!



***************



「り、り、り、リーダー大変だッ!(ガタッ)」

「どうした?メローネ」

「ギアッチョが……ギアッチョが……ッ



ベ リ ッ シ モ 可 愛 い ん だ ッ!(ダンッ)」




――寝て起きたらアレッシー化していたギアッチョ(2才)……を見たメローネが発狂したようです。――




「ぼうーがいっぽん あーりまーしてー♪ はっぱーかなっ はっぱーじゃなーいよーかーえるーだよっ♪(カキカキカキ・・・)」

「…………これは……」

「今朝……サンタの格好をしてギアッチョの枕元にTENGAの差し入れに行ったときにはもう……こうなっていて……ッ」

「そ、そうか……ある意味お前も命拾いしたわけだな。しかし何故こんなことに……というかこれは本当にギアッチョなのか?」

「そうに決まっているだろうッ!こんなボリュームの無い天パをッ!リーダーあんたは他に見たことがあるのかいッ!?(ガタッ)」

「うっ……、し、しかしだなメローネ」

「かーえるーじゃなーいよー あーひるーだよっ♪
ろっくがーつむーいかーにアーメ……

……ろくがつむいか?いままでカエルだアヒルだいってたのによぉー、なんでいきなり日にちのハナシになんだ?それってヘンじゃあねえか?(ブツブツブツブツ・・・)」

「…………。なるほど。確かにお前の言うとおりらしいなメローネ。これは間違いなくギアッチョだ」

「だろう?(フフン)」







「めろーねっ! めーろーおーねっ!」

「ああんベネッ!そうだよ俺はメローネだ!じゃあコレは?」

「きゅうりっ!こっちはぁ、なすっ」

「んーじゃあキミの名前は?」

「ぎゃっちょ!(ドヤッ)」

「ああああんベネベネベネベネディ・モールトベネェェエエエーーーッ!(ゴロゴロゴロゴロ・・・)」


「……おい。メローネのやつはいったいどうしちまったんだ、ええ?」

「め、メローネ……とうとう本格的におかしくなっちまったんですかい?」

「お、おいリーダー……こりゃあさすがにしょうがなくねェレベルだろ……。一応医者に連絡したほうがよくねェか……」

「リーダー……。悪いがアレを俺に近付けるのは許可しないぜ。気味悪くてしょうがないんだ……」

「……言いたい事はわかる。しかしみんな、俺が『様子が変だ』と言っているのはメローネではなくギアッチョのほうなんだが……」

「あ?……ああ、なるほど確かにギアッチョがちっこくなっちまってる……気がしなくもねぇな。いつもチビだからわからなかったが」

「あ、兄貴ィ……それはあんまりだよ……。それでリーダー、オレたちは何をすりゃあいいんですかい?」

「こうなったのは恐らく何らかのスタンド攻撃を受けたからだと思うんだ。その原因を探ってもらいたい。現在ソルベとジェラートには街の東側を探ってもらっている。ホルマジオ、イルーゾォは西を。ペッシとプロシュートは北を頼む。メローネは……」

「いやだッ!俺は絶対にギアッチョから離れないぞッ!(ダンッ)」

「…………ハァ。メローネはそのまま待機だ。くれぐれもギアッチョから目を離さないように」

「ラジャーッ!(ビシッ)」

「らじゃあー!(びしっ)」

「ああぁぁああああんギアッチョかぁわぁいぃいぃぃいいいいーーーーーッ!(ゴロゴロゴロゴロ・・・)」

「…………これだけ大事にしているなら大丈夫だろう。俺は南に行く。全員、連絡を怠らないように」



~~そして三時間後~~



「皆、無事に戻ってきたようだな。よし、それでは再び指示を出すぞ。覚悟はいいか?俺はできてる。……では」



「肉棒ーがいっぽーんあーりまーしてー♪ マッパーかなっ♪ マッパーじゃなーいよーマーグローだよっ♪(カキカキカキ・・・)」



「……配置はさっきの通りだッ!探せェェエエエ!!!!ギアッチョに工口絵描き歌を教え込んで逃げた果てしない馬鹿をこの街から探し出せェェエエエ!!!!」

「りっリーダーッ!メローネのものと思われる書き置きがキッチンにッ!」

『か……カリブ海のような広い心で

き……きちんとギアッチョの面倒を見るつもりだったけど

お……俺ってよく考えたら海より山派だったんだよねー(笑)

き……今日のところは飽きちゃったから後はみんなに任せるねテヘペロ☆』

「探せェェエエエ!そして見つけ次第八つ裂きにしろォォオオオーーーーーッ!」

「しっくーすなーいんーで 汁ざーざー降ってーきてー♪(カキカキカキ・・・)」


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アレッシュート兄貴の一日。

昔は、何考えてるかわからないから子供ってもんが苦手だったんだけど、最近は平気になってきた。転んで泣いちゃっても、とりあえずウンコって言っとけば笑ってくれると知ったから。

もち太です!
はじめてのおつかい見たー!あれは見るたびマジ泣きするからやばい。
子供ってすごいなあ。あんなに純粋にお母さんとお父さんを愛せるんだもんなあ。
あの番組を見るたび、ちっちゃい子はちゃんと周りの大人が見守ってあげなきゃダメだよなあと思う。子供の目の前で平気で歩き煙草するオッサンに見せてあげたいわ。

おつかいついでに、またアレッシー化妄想したので置いていきます。こないだイルーゾォだったから今日は兄貴で。



***************



「そりゃあおめーら、オレだってわかるぜ。不況にリストラ、若いヤツほど辛酸舐めさせられるこの世の中だ。活気もねェ、先も見えねェ。この荒んだ世の中生き残るにゃあカネがいる。
だがッ!だからって人様に迷惑かけていい言い訳にはならねえだろうがッ!ええ!?わかるか!?お前ら大の大人が八人も雁首揃えてッ!思い付くのが誘拐だなんざ情けねーってオレぁそう言ってんだッ!(ダンッ)」



――寝て起きたらなぜかアレッシー化していた子プロシュートは、小さい頃からやる時はやる男だったようです。――



「~~~……と、まあ掻い摘んでいうとこういうわけなんだよ。わかったかい? プロシュート君。キミは俺たちの仲間で大人だった。そして俺たちは誘拐犯じゃあない」

「…………なるほど。まるで突拍子もねえし不可解な点が多すぎるが、筋は通ってんな。わかった。お前らが誘拐犯じゃあねーってのは信じる。メローネ。おめーの説明はなかなか解りやすかったぜ。そこのグルグル頭と違ってよォ」

「フフフ、ディ・モールト グラッツェ」

「……っの……!クソガキがァァアアアアーーーッ! 俺だってきちんと説明してやっただろォ~~~がッ!それをッ!大人しく聞きもしねェーでいちいちいちいち突っ込み入れてきやがったのはオメーじゃあねえかぁああ~~~ッ!クソックソッこのクソガキがッ!いちいち話の腰を折りやがってッ!っつーか『話の腰』ってどこの部分の事だァイラつくぜェェエーーーッ!」

「……まあ、ギアッチョの事はあのまま放っておいてくれ。すぐに治まる。それでプロシュート君」

「なんだ?」

「今日は何をして遊ぼうか。絵本でも見るかい?それともおもちゃで遊ぶ?」

「ジョーダン。おれもう五歳だぜ? 絵本なんざガキかマンモーニの読むもんだろ。おもちゃだっていらねー。そーいうのはパスだ。おれみてぇなオトナのオトコはなあ、もっと有意義に時間を過ごすもんなんだぜ?」

「うーんなるほど。ベリッシモ同意だ。確かにキミほどのオトナに絵本は似合わない」

「へへへ、わかってんじゃあねーか」

「同じオトナのオトコ同士だからな。そりゃあ分かり合えるさ。それで?キミの思う有意義な時間の過ごし方を教えてくれないかい?」

「ん?そりゃあおめー、やっぱウマいメシ食ってるときだろ。強いオトコは体が資本だ」

「うんうんなるほど。じゃあ少し早いが昼飯といこう。プロシュート君。キミは何が食べたい?」

「でっかいハンバーグ!」









「味はどお? 兄貴……じゃあなくて、えーと、ぷ、プロシュート……さん」

「おう!うめーぞペッシッ!このよォー、中にチーズ入れる気遣いっつーの?肉本来の味わいを際立たせるソースの味付けっつーの?おめーは最高のオトコだッ!街の掃除屋チームにいるのがもったいねーくらいだぜッ!」

※街の掃除屋=『暗殺者』をめいっぱい柔らかくした表現。

「え、えへへへへ!(兄貴に褒められた……!)」

「んで?他のメンバーはまだ帰ってこねーのか?」

「うーん、敵スタンド使いの情報を掴むか倒すかすればすぐに戻ってくる手筈になっているんだが、誰も帰らないってことは」

「何の手掛かりもねーって事か」

「ッチ……(イライライライラ)」

「んーギアッチョ、キミはさっきから落ち着きがなさすぎるぜ。子供のプロシュートがこれだけ冷静だっていうのにさあ」

「っるせェ!だいたいよォオ~~……!オメーやペッシはまだしもなんっで俺が留守番なんだよッ!あああもう我慢ならねェッ!俺も犯人の野郎をブッ殺しに行くぜッ!」

「だ、ダメだよギアッチョ……リーダーに言われたじゃあないか、犯人がまた襲ってくるかもしれないから兄貴の身辺警護を頼むって……」

「ぁあ"ッ!?オメー誰に意見してんだこのマンモーニがッ!とにかく俺ぁこれ以上ガキのお守りなんざしねェーからなァアッ!」

「ハン!誰がテメーなんかの世話になるかッ!ショクムホーキすんなら勝手にしやがれッ!まあテメーみてえなスッとぼけた野郎、犯人見つけた時点でソッコー返り討ちだろうがよォ!」

「ンだとテメェェエエエーーーッ!」









「……ハァ。いま戻った」

「おかえりリーダー!」

「お、お帰りなさい、リーダー。……それで、手掛かりは……」

「……残念ながら。他のみんなは」

「みんな戻ってますけど、誰もわかんねーって……」


「……そうか(ハァ)
それで、プロシュートは?」

「あ。兄貴はいまギアッチョとお風呂に……」

「ギアッチョと?しかしギアッチョは子供の相手は苦手だと……」


ガタッ!
ダダダダダ……バンッ



「っだーーーッ!テメェッ!髪くらい乾かしてから出ろっつったろこのクソがァアアーーーッ!」

「うるせェェエーーーッ!髪なんざ乾かしてる時間がもったいねーッ!風呂上がりにゃあ牛乳だろうがッ!牛乳を飲むと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わってんだッ!(ぐびっ)」



「……『苦手』はイコール『向いてない』ってわけじゃあないって事さ。今じゃあすっかり仲良し。性格と精神年齢が近いんだと思うよ。……まったくプロシュートのやつ、俺よりギアッチョを取るなんてなあー。あれだけ俺が面倒見てあげたってのに薄情だよなぁあ~~」

「…………ふむ。まあ、仲良くしているんならいい。さてペッシ。俺のぶんのメシはあるか?」









こんこん


「……ん?誰だ」

「おれだ。プロシュート。夜分にすまねーが入っていいか?」

「ああ、もちろん」

ガチャ

「…………よう、リゾット」

「ああ。どうした?プロシュート。何か聞きたいことでもあるのか?お前の部屋の案内なら一応済ませておいたはずなんだが」

「んー……いや、聞きたい事はねーんだが……」

「うん」

「あー……アレだ。リゾット、お前はこのチームのリーダーなんだよなあ」

「そうだが」

「リーダーってのは一番強くてよ、逞しくてよ、ヒミツは守るもんだ。そうだろ?」

「そうだな」

「だからおれが今から何をしようが、お前はいっさい口を挟まねーし誰にも言わねー……。そうだろ?」

「ああ、お前がそう望むなら……

……なんだ?急に人肌が恋しくなったか?俺のベッドに潜り込んでくるなんて」

「……誤解すんなよ。別に毎日こうしてるわけじゃあねー。両親とだっていつもは別々の部屋だ」

「ふむ」

「ただよ、ニンゲン五歳にもなりゃあ、世の中のしがらみやら何やらに触れて疲れっちまうこともあるわけ。そーいうときってさァ、なんかこう、人恋しくなんねーか?」

「なるほど。少しわかるかもしれない」

「へへ、だろォ?」

「ああ。それで、どうして俺のところへ?ギアッチョはいいのか?」

「ハン、ジョーダンだろ。可愛い舎弟にこんな情けねーとこなんざ見せられるか」

「(ギアッチョ……お前いつの間に舎弟扱いに……)」

「その点お前なら安心だ。口堅そうだしよ、強そうだしよ、……なんか知んねーけど側にいると落ち着くし」

「…………」

「……っだーーー!もういいだろッ!こんなハナシはやめやめ!お前明日も犯人探しに行ってくれんだろ!?だったら早く寝るぞッ!人間カラダが資本だッ!」

「…………フフ、そうだな。早く寝るか」

「そうだ。早く寝ろ。おれも寝る」

「ああ」

「…………」

「…………」

「…………プロシュート」

「…………んだよ」

「……本当は今日、ずっと不安だったんだろう」

「…………」

「お前ほどの男が人恋しい、だ。不安だったろう、疲れたな。すまなかった。もう少し気遣ってやれればよかった。今日はダメだったが明日は必ずお前を元に戻してみせる。安心しろ。おやすみ」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」






「…………おやすみ(ぎゅ)」


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イルーゾォ直伝おいしいホルマジオの作り方。

~材料~
ベッド……一台
布団……一枚
酒……一升
ホルマジオ……イケメン


   ~作り方~

①真夏の蒸し暑い夜を待ちます。

②風呂上がりのホルマジオに酒をすすめて酔い潰します。

③清潔なベッドに連れて行って寝かせてあげます。念のため、掛け布団は厚手のものを選びましょう。

④途中、あまりの暑さのため寝苦しそうに布団を蹴り落としますが、布団はぶくのは許可しません。何度蹴り落としたとしてもしつこく掛け直してあげましょう。

⑤額に汗が浮いてきたらしめたもの。そっと布団の中に頭を潜り込ませます。ムッとした強い男臭さと汗の匂いが全身を包み込むことでしょう。

*注意*
すごく性的な匂いなので、あまり長く嗅いでいると下品なんですが……フフ…………勃起しますのでそれより先に素早く自室に戻るといいでしょう。その際には厚手の布団をタオルケットに変えてあげるのを忘れないで下さい。でなければ朝方干からびたホルマジオが水を求めてさ迷うことになります。
干しチーズ、ダメ・絶対。

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